aftersun／アフターサンのtのレビュー・感想・評価

余白が多く、説明は少ない。日本ではあまりうけなそう。個人的には解釈に幅が生まれて好きだった。

鑑賞時の年齢によって、見え方が違うのだろうと感じた。
ソフィーの大人と子供の狭間で感じる様々な疎外感。
カラムの娘に対する不安定な感情。
自分はまだ親ではないので、カラムよりもソフィーに感情移入したが、いつの日か親になったらまた観たいと感じた作品だった。

性、同性愛などの描写が絶妙だった。
個人的な解釈としては、カラムは若年性認知症だったのでは？と考えた。