多くの人が、自分の昔話を思い出すんじゃないか。少なくとも僕はずっと自分に重ね合わせて見ていた。
というのも、子ども視線、というのが本当にうまく映像になっていたから。しかも、その「子ども」というのが、…
確かにあの時父は愛してくれていた。ではなぜ泣いていたのか。時折見せる表情の意味は何なのだろうか。子供目線で愛とは何かという難題が非言語でビシビシと伝わり、自分にとっての親との記憶も振り返るきっかけ…
>>続きを読む思ったより窮屈な映画だった。
同じ場所、同じ人々、似たような毎日…
側から見てるとつまらない…
けど、それがどんなに幸せなことだったか。
忘れてしまっていた。
テープに残る記録と、それ以外の記憶。…
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思い出はいつも水色💠🩵🚿🪼
空も海もプールも男の子の服もお父さんの水着も扇風機もぜーんぶね
何かを振り返る時って結構断片的だったり鮮明でなかったりするよねーっていう、途中に映る白黒カット❕
自分…
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(試写会にて鑑賞しました!ありがとうございました!)
幼かった娘ソフィが取りこぼした父カラムの優しさと悲しみを追っていくような物語。11歳の彼女の視点、父の視点、そして美しい思い出がどこか暗いの…
いくら一緒にいたって、いくら家族だって
他人を心の底から理解できることなんてない。
自分自身でも理解難解なものだし、ましてやそれを表現することなんて、不可能に近い。
直接的な表現は一切ないのに、…
輪郭が朧げな痛みや傷跡を、背中でみせるポールメスカル。ラストのUnder Pressure で涙が。聞けなかったこと気づけなかったことを思い返しながら、彼女は生きていく。自分の人生は結局自分1人で背…
>>続きを読む後からじわじわ来る映画でした。
エンドロールに入った瞬間とか、観終わった翌日とか、「わたしは何を観たのか、何かすごいものを観たのではないか」って。
あまりにも淡々と進むから、
途中まで、全然分か…
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子どものような、恋人のような父、思春期にさしかかった娘。
サガンの『悲しみよこんにちは』をなんとなく思い出しました。
とても色褪せた、セピア色の思い出と空気感。音楽もとても好きでした。
おそらく…
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