ぴょんす

欲動する肉体のぴょんすのレビュー・感想・評価

欲動する肉体(2022年製作の映画)
2.8
母親のじっとりとした視線、退廃的な音楽と画、なんとも言えぬ湿っぽさを残す映画だった。

特に母親の明暗の描写が印象的だった。
バレーの先生として振る舞う描写は明るく、そして息子と性愛に溺れる描写は陰湿にも暗く…

そもそも育てた記憶のない母親と育てられた記憶のない息子の間に生物学的なタブーは存在しても道徳的なタブーなど存在しないのだろう。
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