葬送のカーネーションの作品情報・感想・評価

葬送のカーネーション2022年製作の映画)

Cloves & Carnations

上映日:2024年01月12日

製作国:

上映時間:103分

3.6

あらすじ

『葬送のカーネーション』に投稿された感想・評価

SAWADAN

SAWADANの感想・評価

4.9

久々に映画的な至福の時間でした。
“生きること死ぬこと” についておそらく監督が哲学的に造詣が深いのだと感じました。
それゆえなのか難民が棺を抱えて故郷を目指すお話しで、過酷で清貧な映像なのですが、…

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シンプル且つ独創的な素晴らしいロードムービーだった。彼らの旅路を彩るように配置されたカーネーションピンクが印象に残る。
Layla

Laylaの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とてもセリフが少なくて、ドキュメンタリーのような映画。2人の故郷がどこかも明示されていないし(おそらくシリア?)トルコの難民問題については本作では細かく言及されていないが、現地の人々とのやりとりから…

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Nyayoi

Nyayoiの感想・評価

3.9

なんて無茶な旅を、ムサが力尽きてしまうのではとハラハラしながらの旅路。なぜそこまでして妻の遺体を故郷に連れ帰ろうとしたのか。

言葉がほとんどない孫娘のハリメ。その描く絵は美しく彼女の想いを映し出し…

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隣国トルコで最愛の妻を失ったシリア難民である祖父ムサ。亡き妻希望でその亡骸を祖国の地に埋葬するため、内戦で両親を亡くした身寄りのない孫娘のハリメとともに遺体の入った棺桶を運びながら内戦の続くシリアを…

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期待以上の見応え。シリアとトルコの難民問題が背景にあるが、現実とは思えない日本なら奇想天外としか言えないような状況での旅、前半のカットはほのぼの感もあり、後半はかの地の宗教感や社会感、そして難民問題…

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nao

naoの感想・評価

3.9

棺桶と共にヒッチハイクするロードムービー。妻の亡骸を故郷に葬りたいと何もない平原を進む爺さんと孫娘、ふたりの会話はほとんどない、出会ったひとたちは饒舌だ、片意地な爺さんが亡くなった私の父に似ているな…

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kuu

kuuの感想・評価

3.7

『葬送のカーネーション』
原題 Bir Tutam Karanfil/Cloves & Carnations      
映倫区分 G
製作年 2022年。上映時間 103分。
劇場公開日 2024…

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kota

kotaの感想・評価

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備忘録
映画紹介サイト
ボー

ボーの感想・評価

4.5

 引き裂かれたアイデンティティと最期に残った尊厳、そして家族の絆さえ埋められない断絶の話だった。
 難民として避難するということを平坦に切々と描く作品。決死の祈りさえ、分かるけど決まりだからねえ…で…

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