かつてブラジルで、ドイツ人医師
アドルフ・フリッツに取り憑かれ
心霊手術を行なっておよそ200万人の
治療をしたホセ・アリゴーを描いた
映画です。
ホセ・アリゴー自身もカトリック教徒で
ありながらフリッツに治療をするよう
告げられて苦悩している様が現在にも
通じる感じがあったし、パラマウントが
製作出資をしていることもあって、
結構見やすい伝記映画になっていました。
骨折は治せないなどの制約はあったものの、
間違いなく医師に見放された人たちの
最後の駆け込み寺だったと思います。
現在ブラジルでは心霊手術は禁止されて
いるものの、信仰の自由が優先されているそうです。
本当の心霊手術があった国だから
さもありなん。