1955年~1977年に“心霊手術”を多くの方に施した、ホセ・アリゴーの実話に基づく映画。
以前にフォロワーさんのレビューを拝見して気になっていたので視聴できて良かった!
自分が小さい頃に『心霊手術は本当か?』とテレビで流れていました。その時は...手に「血袋が隠されている」「手品の類いだ」と検証の事しか覚えていなかったので、本人の事はほとんど知らなかったです。
私はオカルトや心霊現象は大好きなので、ホセ・アリゴーの“奇蹟”は本当にあったのだろうな!とは思うけど...やはりその“奇蹟”で起こる、宗教・医学の世界の批判も分かりますし、やっぱり...カルト的に人々が動いてしまう怖さを感じました...
難しいですよね...
藁を掴む気持ちでホセ・アリゴーの元へ訪れても治せない事もあるという...“奇蹟”すら見離されるという現実を見せつけられるって事を考えると...辛い事もされていたのかな?とは思いました。
“霊媒”としとてドイツ人医師・フレッツ博士が憑依しているとの事でしたが...憑依しても、もっと医学的な手術とかでやってよ!💦錆びたナイフとか素手じゃなくて~💦
多くの人々を救えても、家族や自分を救えないのは...本当にやるせなかったですね...自分の“宿命”“運命”にひたすら従順に従った男の物語でした。
劇中でも、ナイフやカッターで切開をするシーンも痛々しかったですが...エンドロールで流れる実際の映像が、昔も衝撃的でしたが...今見ても衝撃的で痛々しかったです💦
本人がすでに亡くなってしまっているので本当に“奇蹟”だったのかどうかは分かりませんでしたが...200万人の人々が救われたのは今も残る真実なんですね!