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イグジステンズのjonajonaのレビュー・感想・評価

イグジステンズ(1999年製作の映画)
3.8
背中から始めて、脳でイク。
このキャッチコピーが鮮烈すぎて内容を忘れてしまうほど。実際に宣伝負けしてる気がする。。笑

イグジステンス社の意識下で行う新作ヴァーチャルゲームの披露会。出席したゲームクリエイターが突如銃撃され大混乱。主人公で警備員のジュードロウ(わか!)は彼女を連れて逃亡することになる。

結構悪ふざけで撮ったような不思議な映画。クローネンバーグらしいと言えばそうなんだけど、ゲームの世界が薄気味悪くて大してゲームらしくない。本来そういうものに興味のない人なんでしょうね。
ぐちゃぐちゃのよくわからない生き物の内臓や腑はみてて『がっこうの怪談』を思い出した。魚の骨で作る銃も歪でドロドロだしよくこんなの思いついたなと感心。
そういう非映像美を楽しむぶんには素敵な映画でした。
イク、と表現されるほどエロティックな場面は少なくて残念。コードを腰のあたりの穴から差し込む雰囲気は気持ち悪くて最高だった。あとゲーム機?の耳たぶみたいなムニムニのやつ。アレなんだあれ。
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