このレビューはネタバレを含みます
メインビジュアルとタイトルから、
ホラーだと思っていたのだけど
鋭い嗅覚を持つ娘が、匂いからママの過去を知ることになるファンタジー要素あり、
でも始終不穏でざわざわ、各キャラクターの表情に胸が締め付けられる。
ママの秘密がわかったとき、
それでも娘への愛は変わらないのよ、といったジョアンヌに、「私のこと生まれる前から好き?」という台詞がものすごく刺さって泣いた…
ママの匂いを集めた瓶が3つもあるんだよ。
大好きなママが、もしかしたら遠くへ行ってしまうかもしれないと察した彼女のことを思うと辛すぎる。
それでも「あの人がいなくなってもママは生きていける?」と核心をついた質問をしたり、パパに優しく寄り添ったり。
大人が思う以上に子どもは敏感で、ずっと寛大。作中もだけど、足掻いているのは大人たちの方。
アデルの、心ここにあらずな表情もやっぱり大好きでした。とても惹きつけられた。。
ヴィッキーがかけてたキラキラに見えるサングラス欲しい。
Filmarksオンライン試写にて。