シートン

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版のシートンのレビュー・感想・評価

4.0
登場人物たちは、やや類型的で動作がいちいち芝居じみている。
しかしそれぞれが抱えた矛盾や葛藤が丁寧に描き出され、物語の最終日の朝に迎える別れと再出発は、切なく美しい。一方で、再起を期す若者たちとは対照的に、ミンの叔母の涙には複雑な悲哀と安堵が交錯している。
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