8Niagara8

リオ・ブラボーの8Niagara8のレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
3.7
キャラクターの配置の妙。
ジョン・ウェインの渋さは当然ながら、ディーン・マーティンがめちゃくちゃいい。
スタンピーがなんだかんだで物語の中心に居続け、嫌味もなく重要である。

こういう話の西部劇ってあんまり筋に大差はないし、型はあるけれども、やっぱり脚本が崩れなければ一定の満足感はある。特に後半の展開が見事だった。
古き良きという言葉に最適な存在だと思う。
緩急の付け方、感情の乗せ方がうまくて、人間くささを盛り込んだ全編である。メロドラマも野暮に感じていたのに、途中からはいいアクセントに。
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