初めてのホークス作品。クローズアップを多用せず、腰上または膝上くらいのサイズのショットを適度につないでいく天才のなせる技。いざという時には、奇をてらわずに引きの短いショットを簡潔にパッと繋げて見せる。やっぱり映画に過剰さはあまりいらないと感じる。
変な演出なしに見せられるのは、名俳優たちのおかげであって、彼らの掛け合いを見ていると、どこか遠くへと連れて行かれる気持ちがして、こういうのもいいなと思う。最初のシーン、歌のシーン、タバコのシーン、全ての銃撃シーン、、挙げだしたらきりがない名シーンの数々。それらをたったの500円で、ほぼ貸切状態の大スクリーンで3日連続見れて幸せです。
