おっもしろ〜最高だった！場内笑いの渦でした！グロい表現も多く、赤黒いのとかがよく出てくるので、そういうシーンは目を細めて、ほぼ見ず微かに感じる程度で視聴した。戦隊ヒーローのパロディだが、古いタイプの女とかおじさんとかが戦隊の中心だったりして老害気味笑　黒人の戦隊員も（必ず黒人が一人入ってないと駄目でしょ？みたいな笑）そして、その奥さんは白人だったりする笑　主にオムニバスのグロい話でこれが全部めっちゃ面白い。風刺の味わいが秀逸。

【ネタバレあり】
1950年代の不思議な装置を旅先で見つける。頭に被るリラック器具を装着して、今まで見えなかったものが見えて、冷静になって行き、日頃接している夫や友人のバカさ加減に気づく話が面白かった。また、回転する機械を逆に回そうとする伯母さんについても、無知の人のイノセントな行動が、人の命まで奪ってしまう皮肉を描いていて、ああ〜あるある〜と思った。口だけが生き残ってるのも、キモくもうそれくらいで辞めとけば、と思ってからも延々続きとことんバカバカしてくて良かった。

若い戦隊員が、老害リーダーに対し、どうしていつも自分のことばっかり話すんですか？とか、冷蔵庫内のおばさんをワイン飲みませんか？と誘った件で、なぜ年配の女はすぐに男というと性の対象と見るんだろう、ただ、一緒にワインでも飲みませんかと言っただけなのに…（とは言ってないが、そういう感じ）など。若い彼が老害について言いたいこと、ああ、それあるある〜と思った。フランスのニュアンスあるバカバカしい映画！あ〜なんとなく北野武がなぜフランスで異常に人気あるのか？という謎が解けたかもしれない笑

• #パロディ

どうしたらこんな発想が出てくるんでしょう

欧米のコメディーって下品な下ネタありきみたいなとこがあるけど、カンタンデュピューは違う。
最高。

ある意味、今年の東京国際映画祭で一番楽しみだった作品です。
『地下室のへんな穴』の監督が戦隊シリーズのパロディを撮ったとパンフレット読んで楽しみにしておりました。
オープニングが最高です。
馬鹿馬鹿しさと戦隊シリーズが持っているけど絶対表現出来ない事を描き出していて、まさにパロディの面白さの真骨頂です。
ヒーロー映画が流行れば流行るほどそのダークサイドも面白おかしく描かれていきます。

本作の問題は後半、ほぼまとまりがなくなっていきます。
もはや一体何が何なのか、個々の面白さはわかるものの、全体がまとまらなすぎて、呆然としました。
芯が一本通っていたら、と思わずにはいられませんでしたね。

• #TIFF2022