にっきい

DOOR デジタルリマスター版のにっきいのレビュー・感想・評価

DOOR デジタルリマスター版(1988年製作の映画)
3.0
白いパジャマ姿の高橋恵子さん。後ろ姿の時パンツ透けてた。

日本初の本格的スプラッターと言われる『死霊の罠』と同時期に公開されたスプラッター映画。
デジタルリマスター版が上映されたので観てきました。

「奥さん綺麗だから」と電話がかかってくる話し。
公開された時は知らなくて、レンタル始まってから初めて見たんですが、その時は凄いつまらなかった記憶。
それでも続編の『DOOR 2』よりは1000000倍マシ。
まあ続編と言っても監督とタイトルが同じだけで、ジャンルすら違う別物だけど。
高級マンションに住んでいる靖子は、近所付き合いもなくゴミを指定日以外に出したりするので、どうやら近所からは疎まれてるらしい。
ある日セールスが来て無理矢理ドアを開けようとしてきたので、慌ててドアを閉めたらセールスマンの指を挟み怪我をさせてしまう。
その日から嫌がらせが続き…、って話し。
逆恨みで復讐される系なんですが、ラッセル・クロウの『アオラレ』と違い、こちらは被害者が手を挟んだ事にたいしては、ちゃんと罪の意識を持ってたのは良いんですが、犯人の方が『アオラレ』の犯人のように元からサイコパスなのではなく、指挟まれただけでいきなり狂うのはちょっと無理がある。
そもそもそんな事で復讐するような奴が訪問販売員出来ないと思うけど。
まあ途中からは復讐ってより色香に惑わされ変態行為に走ってたけどw
肝心のスプラッターは最後だけ。
しかも犯人の方が一方的にやられてるのでめっちゃちょびっと。
手脚が千切れたり内臓が飛び出したりはしません。
と言うわけでスプラッターとしてはかなり中途半端。
かと言って精神的に追い込まれていくスリラーってほど脚本の出来は良くないし。
服何度も着替えてるし、やたらと顔のアップが多いし、まるで高橋恵子さんのプロモーションビデオみたいでした(監督が高橋さんの旦那さん)。

これ出町座と言うミニシアターで観たんですが、30分くらい前に着いてチケット取った時他に誰もお客さんが居なかったんです。
そのまま上映始められる時にスタッフさんが
「今日は貸切なんで記念品です」と"貸切王"と書かれた缶バッチをくださいましたw
こう言う非売品の景品は嬉しい。
でも上映始まってちょっとしてから1人来られたので、実際には貸切ではなかったんですがw
缶バッチ返した方が良いのか?




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年5月21日
鑑賞回:21:15〜22:52
劇場名:出町座
座席情報:BF D-4
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:95分
備考:会員料金(1000円)
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『宇宙人のあいつ』
にっきい

にっきい