のっぺり退屈で美して、引くほど面白い！！
映画館出てから頭の中でどんどん面白くなっていく系映画の最高峰でした。
美い田舎に移住してきた夫婦とそこに住んでいる地元民のはなし。
主人公達が悲惨に見えるけど、みんな間違ってなくてみんな間違ってる。
人生を豊かにしたくて引っ越してきて、故郷になったその地を豊かにしたくて、その良さを周りの人にも知ってもらいたいと考えるしそれが地元民にも有益だと考える。
恵まれない土地に産まれてもそこで生きてきて、きっと産まれてから死ぬまでその地で暮らしてきて先祖もそうしてきた先住民。
全員に各々の主義があって、そこまではいいのにそれを行動にするのが下手っぴなのが人間。
この作品観て痛感させられたのが、男女の価値観の違い。
私、男なんですけど、奥さんと娘の話になった瞬間に誰の感情も理解できなくなっちゃったんです。これが性別の壁なのかと。
大まかな行動は理解出来ても細かい描写の意図が読み取れない事が多かったです。悔しい…
