理想郷が必ずしも
理想通りの地では無いという
悲しい現実。
移住者を"余所者"として
徹底的に排除しようとする
隣人兄弟の狂気が凄まじい。
主人公夫妻の視点から見れば
その狂気はとてつもなく異常で
異様にも思えるが しかし
生まれてからずっと
その地で生活を続けて来た
兄弟の視点に立って見れば
『たかだか2年やそこら』
生活しただけの何も知らない移住者に
理想を押し付けらても…と思う気持ちも
分からなくは無いんだよなぁ。
だからと言って犯罪を犯したら
ダメなんだけど。
主人公の妻が娘の訴えにも
頑なに耳を貸さず、徹底して
あの地に留まる事を決意したのには
正直、私には理解出来なかった。
残った女2人で
静かな最終決戦が
あの後繰り広げられたのかしら？
観終わってから知ったけど
実際にあった事件が
元になった映画だったんですね。
怖ーーーー！！
定住を決める際には
隣人がどんな人なのかとか
そこの地域はどんな風習があるのか等
事前にリサーチする事をお忘れなく。
