2022年 鑑賞 22-308-33
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
※デジタル修復版
里見弴先生の同名小説を原作(「彼岸花」と同様の為、そちらを参照して下さい) 「晩春」「秋日和」「秋刀魚の…
この作品より少し前に「彼岸花」を観たせいか、キャストや街並みや会社があまりにも似ているためにこんがらがる。
年頃の娘を結婚させるために母親である未亡人までも結婚させてしまおうとする中年おやじたちが…
【小津安二郎カラーの空間美学】
一年に一度、小津安二郎を観たくなる時期が来る。今回は久々のカラー時代の小津安二郎ということで『秋日和』を観た。
亡き友の三輪の七回忌の場面から始まる。ふすまによって…
久しぶりの再鑑賞。
拍手。完璧。
何から何まで完全に小津安二郎の統制下にあって、観てて清々しく最高に心地良い。
世界での評価は「東京物語」の方が高いってのは客観的にわかるが、わしはこのくらい軽くてユ…
◎司葉子時分の花満開なれど原節子の美絶賛の巻
デジタル修復版(1960/2013年)による上映
*状態良好、カラーも彩度が少し低い程度で良し
再見です。
ある母子家庭、亡夫七回忌を終えた美しい…
このレビューはネタバレを含みます
現状円満な母娘の家庭が周囲の余計なお世話からそれぞれの結婚へ追い立てられる話。
周囲の具体的なおせっかいだけでなく、義理の親がいる家庭のストレスや結婚を機に希薄になる友人関係の話などあることで、社…
このレビューはネタバレを含みます
2024.3.25 28-35
人物や場所含めマテリアルに光あるいは影が込められている。無言やちょっとした言葉、例えば「ほんと」とかに喪失や期待といった情動を乗せる。
壁に反射した水面のゆらめく…
松竹株式会社