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ライフの作品紹介

ライフのあらすじ

『ハーモニー・レッスン』(13)で鮮烈なデビューを飾ったカザフスタンの異才エミール・バイガジンの監督第5作。企業経営に失敗し、全てを失った男の彷徨を驚異的な映像で描き、人生の意味を問う作品。

ライフの監督

ライフの出演者

原題
Life
製作年
2022年
製作国
カザフスタン
上映時間
171分

『ライフ』に投稿された感想・評価

東京国際映画祭、TOHOシネマズシャンテで視聴。長い、全てが悲観的な描き方と古すぎる価値観、いや貧しいからしょうがないのだろうが…私のような年配者でさえ古いと感じるから、若い人には到底理解できないだろう。なにが古いって、結婚やら家族に縛られすぎているところかな。辛ければ独身という生き方選んでもいいんだよ?貧しくともそこまで責任背負わなくて済むだろう…あ、でも仕事はITとか現代風。しかしカザフスタンのことが若干解って良かった。そうか、こんなにも封建的で、儒教的価値観の中で生きているのかな。家族が何よりも優先順位第一。子供が近々出来るからと重圧がすごい。父権制の国だし父親が一家の大黒柱で、家計を支えていくから稼がなきゃと焦るし、肩の荷が重い。なのに大失敗してしまった。主人公が受ける責め苦やらあれこれの想像の世界が展開されるが…なんせ長過ぎてもう飽き飽き。あれ半分位の時間で十分表現できたと思う。

面白かったのは唯一、カザフスタンの人々の中国顔とロシア顔の混合!あそこまでエキゾチックな国はなかなかないぞよ!ただ、映像美は圧倒的でした。

*後日夫が見てかなり共感していたので、コンサバなサラリーマン、というか世界中の男性からは共感を得れるし、名作だったのではないかな。
["神曲"と"メメント"の魔的融合?] 90点

大傑作。エミール・バイガジン長編五作目。今回はこれまでの静謐な語り口を捨てて、自己陶酔一歩手前くらいの硬いナレーションを入れてくる直接攻撃スタイルに転向しているが、『ハーモニー・レッスン』における物理攻撃と『The Wounded Angel』『ザ・リバー』における精神攻撃の融合と思えばバイガジンのスタイルなのかもしれない。主人公は借金まみれの青年アルマン。今は妊娠した内縁の妻と共に親戚?の家を間借りしており、お腹の中の子供を心配する妻にも家賃や光熱費が欲しい家主にも金をせびられ続けている。アルマンが新たな仕事として見つけたのが給料未払い系ブラック映像編集会社だった。パソコンの知識があったアルマンはすぐさま出世し、社内のサーバーを一手に扱うまでになるが、ある日操作ミスで会社の全データを削除してしまう。それは更なる地獄の幕開けに過ぎなかった。本作品はまるでゲームのように、主人公が死んだら次のステージを行くという奇妙な手法を取っている。次のステージでは死んだアルマンを助けた人物が、各々地獄要素を彼に叩き込んでいく。最初はソ連英雄を父親に持つ男に"プールを作る資金を作れ"と言われて金集めに奔走し、廃墟に住む博学で敬虔な男に"踊りこそ真の豊かさだ"と説かれ、整形を繰り返す女に"愛と感謝と信頼が重要だ"と説かれ、親しくなった看護婦の兄からは暴力を教え込まれ、アルマンを撃ったハンターからは"人生ホテル"という色欲の地獄に案内される。『神曲』かな?アルマンの人生は、死ぬ度に状況がリセットされたかのように、"俺には妊娠してる妻がいて…"とか"全ての休日が…"とか同じセリフを吐いてリスタートする。しかも、中盤以降のアルマンはどのタイミングでも別れた直後の妻を探すように行動するので(劇中でどれくらいの時間が経ったかは明確ではない)、なんだか『メメント』を思い出した。まぁアルマンは自分が死んでいることに自覚的ではないので、毎回初めてのように自分の人生を生き直しているわけで、その点では『メメント』ではないのだが。
適当に海外レビューを巡回していたら、各チャプターの導き手が映像を消された顧客だったというレビューを見つけたんだが、これマジ?全てをデジタルに記録する→それが消えることは人生が消えることと一緒で、アルマンは他人の記憶の中に閉じ込められていると言ってるんだが本当か?

同じカザフスタン出身のダルジャン・オミルバエフの作品を見ていると、気に入ったシーンは只管使い回しているのだが、本作品もカザフの監督らしくウザいくらい繰り返しが多い。もういいだろというくらい映像編集会社の顧客が同じ様なセリフでキレてくるし、もういいだろというくらい踊るシーンを入れるし、当たり屋のシーンなんか大して変わらない映像を三回も連続させる。中盤のキリスト教云々とか小児病棟のとことか鼻につく哲学パートもなんだかんだ短縮できると思うので、120分以内に出来たんじゃないかとも思うが、地獄めぐり映画にありがちな"上映時間すらギミック"というやつなので深くツッコむのも止めておこう。
backpacker

backpackerの感想・評価

3.0
第35回東京国際映画祭 鑑賞16作『ライフ』

171分という長~い上映時間のうえに、見る者を困惑させる展開が連続する内容に気をやりそうになる、超ビジュアル映画。
絢爛豪華から殺風景まで、画力のあるショットが連続する、まさに"驚異的な映像"体験です。監督のエミール・バイガジンによる撮影ということでしたが、原案・脚本・プロデュース・編集もこなしているので、なんと一人で6つも担当(脚本や編集には他のスタッフも入っています)していたことにも驚きました。

内容を簡単に言えば、魂の放浪劇とでも言いましょうか。人勢のどん底に落ちた主人公が、たった一つのよすがに縋りつつ、何とか状況を変えようともがき彷徨う話です。
本作の面白い点は、主人公アルマンの放浪の旅路が、現実か虚構かわからないところにあります。というのも、彼の旅は本当に脈絡なく展開するうえに、絶体絶命の窮地に立たされて(または命を落としたような描写で)次のシークエンスへと移行していくため、「これは夢ではないか」と思わざるを得ないためです。
かような演出で進むうえでは、鑑賞者を置いていかないように、引き付け続けるための工夫が必要になりますが、本作では驚異の映像がその役割を担っています。それが良いか悪いか。判断が難しいところですね。個人の主観で変わりますし。要するに、虚実入り混じった自己探求ロードムービーである本作は、鑑賞者の適正や資質を問われる作品だったと思います。

個人的には、監督の個性を前面に出した本作は、アート色強めの非凡なビジュアルを連続させ、ストーリーは二の次にも見えるものでしたので、正直苦手な部類ではありました。
基本私は、午後ロード系ハイコンセプト畑作品育ちのため、ミニシアター系の作品も好んではいますが、やはり育ちは出てくるもの。本作のようにユニークな映画には、いまいちついていけません。繰り返し見たいと思えるほどの魅力も感じず、かなりの時間睡魔と戦う程度にはつまらなく感じてしまっていたこともあり、レビューをする資格もあるのか疑問で……。

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