東京国際映画祭2022 ⑦本目
魔界村のテーマとか伊藤潤二ネタやめてー!ニヤニヤしちゃうから!😂
「マジカルガール」や「シークレットヴォイス」で観る者をゾワゾワさせたカルロス・ベルムト監督最新作。
ゲームのクリーチャーデザインを手がける主人公の軽はずみな行動。
それが招く最悪の事態。
相変わらず人間の心の奥底に潜む欲望や、どす黒い業を描くのが得意。
そしてそれを無理無く地獄のような展開に持っていく脚本の上手さ。
終盤での主人公の行動がエグくて気持ち悪いけど、元々は押さえつけることが出来ていた欲望を吐き出させてしまったのは周りでもあるんだよなぁ。
あの寿司買ってきてからの、あの言葉で心がズタズタに引き裂かれて壊れちゃったんだろうな。
そしてラストは主人公よりもフェチズムを炸裂させたあの人。
この監督が描く人間ってホントに怖くて面白い。
でも監督が相変わらずの日本好きで嬉しい。
それどころか、作品を重ねるごとに日本要素多くなってきてない?笑
いつか日本で映画撮るんじゃないかと期待してます!