ふづち

マンティコア 怪物のふづちのレビュー・感想・評価

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)
2.0
●マンティコア 怪物(2022年スペイン/エストニア。ナチョ・サンチェス)

【レビュー】
正直なところ「なんだこれ?」という感じ。
フリアンの心の中にある“怪物”があぶり出されていくという話の流れではあるんだが,流れが冗漫で退屈。
私とはリズムが合わなかった。

フランス映画でもたまにあるんだが,はっきりと描かずに「察してね」というのは,私には向いていないんだろうと思う。
若い頃ならともかく,感性が衰えてきているんだろうなあw
多感な人には“怪物”の存在は響いたのかもしれんが,元来がパッキリな性格だし,この歳になると“怪物”のひとつやふたつは心にあるし,それは制御できてるからなあ。

【あらすじ】
空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーの内気な青年・フリアンは,同僚の誕生日パーティで美術史を学ぶ女性・ディアナと出会い,聡明でミステリアスな彼女に惹かれていく。
その一方で,フリアンは隣人の少年を火事から救ったことをきっかけに,謎のパニック発作に悩まされるようになってしまう。
やがて,フリアンが抱えるある秘密が,思わぬ怪物を生み出してしまう。

https://www.youtube.com/watch?v=nFIWaGYcGh0
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