このレビューはネタバレを含みます
ゲームのクリーチャークリエイターであるフリアンは、知らない間に溜まったストレスもあったのか、ひょんなことからパラフィリア に目覚める。
しばらくは女性に興味が持てなくなっていたが、気の合う異性であるディアナと出会うことで、その呪縛からは一旦解き放たれたように見えたが、、、。
まさかの会社PCの監視により、会社に性癖がバレてクビ。ディアナにも吐き気がすると振られ、ヤケクソになったフリアン君はとうとう犯罪に走るのか、、。
フリアンの性癖は思ったより普通だったが、フリアンが要介護状態になったとたん世話焼き始めるディアナの方によっぽどゾッとした。(彼女がこうなるよう仕向けたというシーンは無かったが、、、)
自身がパラフィリア で悩んでいる人もいると思うが、それ自体を“怪物”と呼んでしまうことに危うさを感じた。
あと、監督の日本愛が微笑ましかった。
「今から伊藤潤二の漫画買ってから行く」