このレビューはネタバレを含みます
主人公がゲームのクリーチャー創作を生業にしているという変わった設定が、しっかりテーマと結び付いていた。
何と言っても終盤のワンカットシーンが戦慄と衝撃。
ラストは"マンティコア"の獣の部分だけ失われたということだと思うけれど、個人的には飛び降りたところで終わった方が好み。
自責の念なのかも知れないけれど、ディアナの行動が虫がよすぎるように感じた。
思い返すと、「父親の裸を初めて見た」と笑う同僚や、「ゲームの世界でできることは現実でもできる」と言う台詞もフリアンを傷つけていたんだろうな。
「マジカル・ガール」と同様に日本要素がちらほら垣間見えるのが嬉しい。