このレビューはネタバレを含みます
お…お前も怪物だったんかい。
前2作と比べると実に焦らす展開でしたが、最後の最後にいつもの鏡演出が来た時はそのひねり方も含めて拍手しそうになりました。
ゴヤのサトゥリヌスの絵って確か勃起した陰茎が黒く塗り潰されているという逸話があったはずですが、なるほどなと。
またいつものごとく日本贔屓なところが溢れ出ていましたが、日本人はショパンのプレリュードを聴くと胃薬を思い出すことも監督は計算していたのでしょうか?
とにかくカルロス・ベルムトはデビューからずっとキャリアを追えている監督の中ではサイコーに好きなのでこれからも日本公開をお願いします!