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孔雀の嘆きのmasaのレビュー・感想・評価

孔雀の嘆き(2022年製作の映画)
3.5
先日の東京国際映画祭2022にて。
スリランカの映画ってどんなかなぁと思って興味を持って観賞。
生まれたばかりの赤ちゃんを人身売買する、重い作品ではあった。
両親もいない貧困な家庭の主人公は、幼い弟妹たちを養うために、必死で働いている。
この主人公が終始感情を表に出さないので、なかなか感情移入できなかった部分は残念でした。

妹の心臓手術のために大金が必要となったアミラはとある会社で働き始める。それは望まれない妊娠で生まれた子供を外国人に斡旋する組織だった…。スリランカの逸材が描き出す社会のダークサイド。

上映後のQAで、監督はこの話しは実際にスリランカで行われていることと話していて、やはり衝撃を受けざる終えなかった。
時には涙を見せて感激した様子で語ってくれた監督に好感が持てた。

この映画がこの日観た4本目の作品で(笑)、さすがに1日4本はきつかったなと……
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