父は憶えているに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「父は憶えている」に投稿された感想・評価

以前に観た「馬を放つ」と同じアクタン·アリム·クバト監督の作品とは知らなかった。
酒を飲みながら車を疾走させるなど自然の中で自由に生活しているが、人間同士のしがらみがとても強い。
両作品とも監督が主…

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yadokari

yadokariの感想・評価

3.7

キルギスという土地柄の映画なのか。ロシアに出稼ぎに行った父親が、行方不明になり、23年ぶりに記憶を失って戻ってきた。2000年頃のロシアって何があったのだろうか?エリツィンの後にプーチンが大統領にな…

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HiromiA

HiromiAの感想・評価

3.4

キルギスもゆったりとした田舎ではなかった。ゴミは散乱しそれを気にする人もなく、イスラムの教えに厳格であるようにみえて、家の中ではかなり利己的に行動したり、女性蔑視が平然と行われていたリ。そういった事…

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ロシアに出稼ぎに行っている間に記憶と言葉を失い23年ぶりに故郷に戻ってきた父とその家族のお話。長い不在の間に家族も周辺環境も変わってしまっている…中には辛い話も…。葛藤や苛立ちはありながらも父を迎え…

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kuu

kuuの感想・評価

3.6

『父は憶えてる』映倫区分 G
原題 This Is What I Remember/Esimde
製作年 2022年。上映時間 105分。
中央アジアの名匠アクタン・アリム・クバトが、母国キルギスの…

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このレビューはネタバレを含みます

ロシアに出稼ぎに行ったきり行方不明であった父ザールクが、23年振りにキルギスへ帰って来た。しかし父は記憶と言葉を失い、家族のことすら分からない。しかし母は父の帰りを待たずに再婚しており、息子クバトは…

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TNB

TNBの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『カメラを止めるな』程ではありませんが、長回しのシーンが多く、ほとんどのシーン(もしかしたら全部)が一つのカメラで撮られていました。

この手の映画にありがちな元気だった頃や息子が子供の頃の回想シー…

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「旅立ちの汽笛」の時はまだ青年だった監督の息子がしっかり大人になってて、なんだか感慨深かった。

すっかり変わり果てた故郷と、別人のように変わり果てた父親。
ザールクを取り巻く人達に心の変化が起き…

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このレビューはネタバレを含みます

・キルギスの土地、イスラム教、文化的なものがふんだんに出てきて見応えがあった。
・ダイアローグは基本手持ち長回しスタイルなのだが、それが少し若い感性に思えた。
・記憶喪失の高齢者がこのように振る舞う…

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息子が、ゴミ拾いの何が恥ずかしいんだって開き直っていくのよかった。変わってしまった家族たちを写す鏡。
お母さんの立場が辛くて…合わせる顔ないよなあ…いつの間にかジャイアンの妻になってたかんじで超ベタ…

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