空にある全ての星は、愛してくれた人たち
父から葬儀屋を相続することになったムショ帰りのサンメイ
仕事に出かけお婆さんを葬儀場に運んだ
その後お婆さんと一緒に暮らす少女シャオウェンがサンメイの所に現れ、急遽その子を預かることになる
こうして死を理解せずお婆さんを探す少女との生活が始まった
中国のヒューマンドラマ映画
葬儀屋の青年と家族を失った少女の交流を中心に心温まる物語が展開されます
シンプルにめちゃくちゃ良い話なんですよ
これは感動しちゃいますね
ムショ帰りということもありちょっと粗暴で、恋人は知らないうちに別の男と婚約し父親との仲も拗れているサンメイ
幼さもあり畏れ知らずで周りからも厄介者扱いなシャオウェン
互いに疫病神の娘と祖母を連れ去った男といがみあう2人が、次第に絆を築き上げていく過程がとても素敵です
血の繋がりはなくともその様は間違いなく家族と呼べるでしょう
途中何度もトラブルもあれば人の優しさを感じる出来事も起きていきます
その一つ一つがちゃんと意味あるシーンばかりでほんと素晴らしい作品だと思います
終盤は定番の様なイベントではありますが、次々と物語が展開していき心揺さぶられますね
何度もほろりとさせられましたよ
葬儀屋が最後に家族とお別れのためにご遺体を綺麗に治す様に、みんなが抱えた歪みを修正していくそんな素敵さを感じます
様々な絆や愛情が感じられます
家族の形を修正する物語でした
好き
【雑記】
ミキ姉さんとの同時鑑賞でした
ついつい涙腺刺激される素敵な作品でしたねー
