ろく

麻雀最強戦 the movieのろくのレビュー・感想・評価

麻雀最強戦 the movie(2022年製作の映画)
4.3
麻雀好きですか?

僕は大好きです。もうダメなのは分かってますよ。でも好きなんですもん。フリーにも入り浸ってたし、学生のころは授業サボって麻雀ばかり打ってました。麻雀漫画も大好きです。

でこの作品。まず
①麻雀好きなこと 好きじゃない人、ルールわかってない人は見ても意味ないっす
②リアルなアツい戦いが見たい人 ドラマでなくドキュメンタリーなんでウソなしです。

という二つの障壁があるけどそれ抜けた人だったら観て観て観て観て!もう最後なんかヤバいから。実際の闘いなのに、しかも決勝なのにあんなドラマチックある?って吃驚しますからね。

まず多井、瀬戸熊の二大巨頭を中心にしながら話を進めるんだけど、そこに懐かしい井出洋介(東大麻雀)、若手№1岡崎涼太、女流の宮内こずえなど多くの「矜持」が絡むのよ。そのインタビューから実戦への流れが実に見やすい。

そして最後にはなにーですよ。まあ2021年の最強位戦なんでちょっとググればわかるんだけどまだ知らない人は是非この展開を見て欲しい、事実は創作よりドラマチックだから。最後なんかあの展開に吹っ飛ぶレベル。マジかマジかを繰り返している自分です。

いや最後のエピローグも良かったしこれはアゲですよ。映画にしたかった気持ちがわかる。だって最強位戦で映画になっているのってこれだけなの。まず展開としてこの試合がそれほどドラマチックだから映画にしたんだよ。僕は勝手にそう思ってます。

昔麻雀漫画の読みすぎでフリーに鉄砲(お金を持って行かないで打つ)で行ったことを覚えてます。結果は一応勝ったので良かったけど(負けたら本当にボコられていたと思う)その時は心臓バクバクで二度としないと思ってました。チキンだからダメなんですよ。
ろく

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