セリフが微妙に噛み合ってないように感じたり、唐突に反戦のムードが差し込まれたりした事に、若干とっ散らかった雰囲気を感じたものの、さすがの山田洋次クオリティ。
グッと来るシーンがいくつも散りばめられており、心震える瞬間が多々ありました。
人の上に立つこと、期待されること、老いること、自由であること、それぞれに苦悩や恐怖がある。
そして時折訪れる楽しいこと嬉しいこと。
それらマイナスもプラスも全部引っくるめた、憎たらしくも愛しい人生。
それを穏やかに、かつ鋭く描くのが本当に上手い人だなと改めて思いました。
まだまだ長生きして、素晴らしい作品をたくさん作り続けて欲しいものです。
永野芽郁のヘソ出しが眩しいので、ファンはマストで見ておきましょう。
