シアターの中で確実に私が1番若かったと思う。
山田洋次監督の最新作。
ファンは「男はつらいよ」世代が中心でしょうか。もう1日1回しかやってない。そして朝9:45からなのに、世代が上なだけにまぁまぁ箱が埋まってる。良い事だね。
山田洋次監督の作品は暖かい。人間味がある。そしてコミカルでユーモアがあって、何というか、滑稽でもある。
お客さんたちが声を出して笑う、隣の人とお話しをしてるなんていうのが許されるのも、山田洋次作品の一つの特徴なんじゃないかと思う。「みんな」で観てる感じ。
今回の主人公陣大泉洋。渥美清のあの人情っぷりを受け継げるのか、、って期待して観てたけど、私は良かったと思う。
真剣に泣いているのに、後ろ姿が可笑しくて私たちはひと笑い。そしてなんというか、明るい笑いであって、そこに毒みたいなものは混じってない。
友人の為に自分が馬鹿をみる。けど、それが自分らしさであり、納得している。
それで良いと思う。
永野芽郁ちゃんは2度目の山田作品。気に入られたんだね。良かったね。
観ると思い出す物事がたくさんある山田洋次作品。作り続けてほしいなぁ。