障害者たちよ、立ち上がれ！！
90年代のイギリス全土で巻き上がった運動をドキュメント＆アートタッチで描くテレビドラマ映画。
この活動もバーバラとアランについても無知の私からすると、よくある活動家の映画として写った。
二人の出逢いからラストまで、1時間で上手いことまとめあげられているのだが、中盤からの展開の少なさでだれた感じは否めず。
内容からは、日本に住む私にとって、こういった国全体に拡がる過激な活動というのは経験したことがなく、そのあたりは民衆の体質もあるのだろうが、もっと強く訴えていっても良いんだろうなとも思った。
それから、権利を勝ち取るために皆で力を合わせながら立ち上がるって凄いエネルギーだよね！というのも改めて学びました。
昨今はSNSの普及もあって、より小さな存在が大きな影響を与える術も増えたけど、まだまだマイノリティな存在って肩身が狭いし、より社会が寛容となって共生していく道をつくることが求められている。
90年代は私が生まれ育った時代。
これからは私の息子が築いていく時代。
更に良い世界、社会をつくれる大人になるよう、親として教育していきたいと思いました。
