ShinMakita

ブラックアウト:記憶の彼方にのShinMakitaのレビュー・感想・評価

1.5
アリゾナ州で交通事故に遭ったジョン・ケインは、目が覚めたら病院のベッドに拘束されていた。枕元には妻アンナと主治医のガルザがいるが、2人とも見覚えがない。というか、ジョンは自分の名前すら思い出せない記憶喪失に陥っていたのだ。戸惑う彼のそばに、今度は親友のエディと名乗るギャング風の男が現れた。エディはさりげなく、ジョンが持っているらしいスーツケースについて訊いてくるが、もちろんジョンにはわからない。だが、彼は身の危険を察知する。ケースの在り方がわからないと消されるのでは…そう感じたジョンは病室を抜けて外に出ようとするが、病院はエディの部下たちに封鎖されてしまう。ここはメキシコの「ソノラ病院」。麻薬精製工場として機能する、カルテルの総本山だった…


「ブラックアウト:記憶の彼方に」


「カーター」のような記憶喪失アクションを病院に限定して行うダイハードフォロワー映画。たまらなくB級だしストーリーも適当なんだけど、TVで見るにはちょうどよいスケール感で、まさに「午後ロー」な作品。ニック・ノルティが元気にDEA捜査官役で出てくるのが嬉しかった。小粒ながら、GUNアクションも気合が入ってます。
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