ネトフリ。23-125。ガル・ガドットの立ち姿がよい。歩いてもよい。走ってもよい。イスラエルの人で兵役についていたという。それもある。でもそれだじゃない。フォトジェニックってこと。つまり眼福。
それにしても音楽がよい。スティーヴン・プライスは『ゼロ・グラヴィティ』(2013)や『ベイビー・ドライバー』 (2017)、それから『ラストナイトインソーホー』(2021)を書いている。好きな作品ばっかり。でよ、良いのはBGMじゃない。フォーリーやフリート・ウッド・マックの引用あんどなど。
でもね、いちばんすごいのはノガ・エレズが提供している "Quiet" という曲。これにはぶっ飛んだ。誰が歌っているんだ。なんて英語なんだ。なんてリズムなんだ。どうしてオリエンタルなんだ。いやほんと。
https://www.youtube.com/watch?v=6W8iuKbOTO0
ノガ・エレズは1989年生まれ。ガル・ガドット(1985年)同じイスラエルの生まれだけど、4歳若く、同じく兵役についている。ただし軍楽隊。エルサレム音楽舞踊アカデミーとやらで音楽教育を受けたってこともなったのだろうね。だからオーケストラと演奏したり、アンプラグでアコースティックで演奏したりしている。基礎がしっかりしているのだけれど、その上で自由に羽ばたいている。というか、ものすごくストリートっぽい。ストリート系なのに洗練されている。
たとえばこれ:
https://www.youtube.com/watch?v=vQM3WgQk4d4
それからこれ:
https://www.youtube.com/watch?v=VzE0XV4AMiA
映画も楽しかったけど、最大の収穫はノガ・エレズの音楽。同じ韻律でガル・ガドットが飛び跳ねながら笑ってくれる。イスラエルコンビのふたり。いやはや、いろいろな意味で「やばい」よ。目が話せないわ。