すごく簡単に言うと、二重スパイの話。ガル・ガドットがそのスパイ。
こういう話を見るといつも思う。僕はとてもじゃないけど二重スパイにはなれそうもない。エントリーシートの段階で落選だろう。
そもそも嘘をつくのがとても苦手だ。
すぐに「こいつなんか怪しいぞ」と気づかれてしまうだろう。
そして運良くなれたとしても、２つの集団に出入りしてそれぞれに必要な情報を渡すなんて、器用すぎる真似はできそうにない。
きっとどこかの段階で間違って情報を渡してしまって、双方の組織に迷惑をかけてしまうだろう。
やっぱり僕は誠実さを求められる教員という仕事が合っているんだと思う。
さて、映画の話をすると、
話はけっこう平凡。アクションの派手さに注目が集まるが、話の展開は読める。
またアクションもCGが多めで、そこもちょっと残念なポイント。
そして内容的な「アラ」がどうしても気になってしまった。
最初に思った。「あまりにも組織間のスパイテクノロジーに差がありすぎじゃない?」
一方はホログラム技術。もう一方は無線だけ。
そして親玉があまりにも機械音痴。
そんなに簡単に生体認証ロックなんてできちゃうものなの? そもそもあなたの持ち物じゃないのに…。
そして極めつけはレイチェル(ガル・ガドット)とケヤ(アーリヤー・バット)の関係性。
いつの間にこんなにも厚い信頼と友情が生まれたの?
あれどこか早送りしたっけ?
ちょっと前まで敵同士だったよね?
