イギリスの諜報機関MI6に所属するストーン（ガル・ガドット）。
彼女は、世界の平和と秩序を保つため暗躍する秘密組織「チャーター」の一員でもあった。
人工知能「ハート」を巡って、二重スパイのストーンの活躍を描いたアクション映画。
いま流行りのAIの争奪戦。
AIが悪用されることの恐怖と脅威は、他の作品とも共通するところ。
脱走経路が示されたAR、成功確率の表示など、現実味ある描写の数々が逆に新鮮だった。
ストーリーそのものに目新しさはないが、作品のオリジナリティは感じる。
何より、ガル・ガドットのアクションが素晴らしい。
キレある動きと軽快な身のこなしは、観ていて心地よさしかない。
最近ではトム・クルーズのアクションに注目が集まっているが、彼女の動きも負けず劣らず。スカイダイビング、バイクチェイス、そして銃撃戦など、見どころたくさん。
CGの粗さが目立つも、あまり気にならなかった。それほど彼女のアクションに魅せられた。
配信だけにするには惜しい作品。できれば劇場鑑賞したかった。
『ミッション：インポッシブル』のように、シリーズ化を希望する。
