このレビューはネタバレを含みます
コロナ禍の浅草の様子をみることができる。
想いを断ち切るために、熊本から浅草のアンティーク店にやってきて女性。
お目当ての店長には、なかなか会えない。
アンティーク商品たちのように、(気持ち)を手放したり、忘れてもいいと思えるようなったのか。
女性は店長と会うことが叶うが、知り合いの多い店長にとって、女性は単なる客の一人だったのかもしれない。
女性は(おそらく)忘れるためのキスをして店をあとにする。
スッキリした顔持ちで東京を後にする女性にきづき、店員のマコトは旅は終わりましたか?と声をかける。
また来てくださいの言葉に少し間をおいて握手を返す女性。
きっと二度と来ることはないだろうが、もしかするとまた忘れてくるかもしれない。
そこで映画は終わる。
パンフレットがないのが残念。浅草のふと現れたお店紹介などの一覧がほしかった。
ちらっと出演してる三宅唱も見つけた。