予告を観たときからだいたいの物語の流れは
想像できました。
正直、このような物語は他の作品にもあって、
新鮮では無いのですが、キム・ヘスクさんの
母親役が見たくて観に行きました。
どんな息子でも、悪事を働く息子であっても
変わることの無い息子への愛には本当に胸を
打たれました。
見方を変えれば、もっと小さい頃から母親が
ちゃんと息子にやって良い事と、やっては
いけない事を教えるべきじゃなかったのか?
息子が犯罪に手を染めるようになったのは
母親の責任もあるんじゃないか?とも思えます。
息子は人間的には本当の悪ではないのですが、
彼の犯した犯罪は許されないのです。
金品を得る為に罪の無い人々を襲っている
のですから。
この母親は、自分が産んだ子だから盲目に
可愛いのでしょうか?
母親は息子がやんちゃをしても、本当は心根の
優しい子だと知っているから絶対に救いたいのか。。
全編通して感じたのが、母親の息子への無償の愛です。
娘が嫉妬するくらい息子を愛している。
被害者のその後の状況を全く描いていないのは
母親の子供への愛情にだけフォーカスを当てたかった
のかなぁ。。
分かっていながらも、マスクに涙が溜まりました。😭
キム・ヘスクさんの演技&母親の愛の深さに
泣かされました。
今、韓国ドラマ「シュルプ」を観ているので、
その違いに驚かされます。
愛情深い母親役から冷酷な大妃まで、多様な役を
演じる事が出来る稀有な女優ですね。