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ヒプノシス/催眠のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ヒプノシス/催眠(2020年製作の映画)
4.3
英文科の大学生ドヒョン。英文科のギョンヒ教授に頼まれて、編入してきたジノを頼まれた。
ジノは、自宅が火災にあったショックで記憶障害があり、チェ教授に催眠療法を受けていた。
ジノ通じて催眠に興味を持つようになり、チェ先生の催眠治療を受けるドヒョンだったが、その催眠治療の後から謎の幻影を見始め、タレント活動してるヒョジュン、浪人中のチャンギ、ボクシング選手のビョンジュンら友達もまた一人二人と幻影に苦しめられる。
チェ先生は、なぜドヒョンとその友達に催眠をかけたのか?

興味本位で受けた催眠療法で、ドヒョンたちが心の中に封印していた忌まわしい記憶がフラッシュバックして、封印していた忌まわしい記憶の秘密が明らかになっていく展開が、天井から血が滴り落ちるなど断片的な記憶がグロいザワザワする描写満載で描かれ、ドヒョンたちが催眠療法で見た記憶の断片を繋ぎ合わせる謎解きがやや駆け足だが無理がなく、クライマックスで明らかになる衝撃的な真相と見た者を真っ逆さまに突き落とすようなドス黒いオチ、衝撃的なサイコサスペンス映画。
「記憶はズル賢いもの。都合の悪いことは忘れてしまう」
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