★コーヒーとケーキには注意しましょう
【BS/WOWOWシネマ/放送録画視聴/ビスタサイズ】
う~ん、この映画のコンセプトは嫌いではないが…。
奥深い山小屋の中で繰り広げられる謎の住人と来訪者の会話はミステリアでいい。会話の中には伏線が織り込まれており後半の展開を期待させる。この映画はどちらかと言えばナイト・シャラマン監督作品の雰囲気によく似ている。
ただ、山小屋の周囲の描写はほとんどなく、室内を中心としたワンシュチュエーションドラマになったのが悔やまれる。確かに会話中心映画であるがあまり奥行きが感じられずにチープ感が否めない。あと、大どんでん返しがあるのだが、過去の映画でも良く使われる手法でありインパクトは薄い。
あと、「ドント・ブリーズ」のスティーブン・ラングの怪演はさすがだ。予測不能の展開のスリラー映画としては適役と言えるだろう。