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春に散るのluiのレビュー・感想・評価

春に散る(2023年製作の映画)
3.7
★アツい男たちの「生」を体感する映画★

完成披露試写会にて。

ボクシングにのめり込む人たちと、その情熱に惹き込まれる人たちの様子がアツく描かれていました。
役者さんたちの熱がとても伝わる映画だった…!

私はあまりボクシングは観ないし、なんならあまり得意じゃないのですが(ごめんなさい)、
試合を観ていて目が離せず、その勇姿に元気をもらえる気持ちは分かったし、
その気持ちが理解できるくらい、横浜流星さんと窪田正孝さんの試合シーンは迫力がありました。
横浜流星さんの闘志溢れる眼力、怖いと感じる程でした…!

ただ、敢えて登場人物の関係性を説明していない、と仰っていましたが、それがちょっとわかりにくかったかも。登場人物の感情の動きの大きさについていけないシーンもちらほら…

でも、舞台挨拶で佐藤浩市さんが
「大きなお土産を抱えて帰ることができる映画」
と仰っていた通り、
生きてることは楽しいのだと思い起こさせてくれ、
何かに熱中したくなるような気持ちにさせてくれる、
ドシンとくる作品でした。

Filmarksさんありがとうございました!
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