このレビューはネタバレを含みます
視聴記録
2023総数:90
2023映画館:37
2023自宅:53
※原作を読んだ上での感想になります。
完成披露試写会にて鑑賞
まず良かった点は予告や宣伝でもPRされている通り、圧巻のボクシングシーンです。
横浜さん、窪田さん共に見事に仕上がっており、尚且つそれぞれのボクシングスタイルもしっかりと表現されていて感動しました。
配役の点として、窪田正孝さんの軽く、戯け、スカした風を装いながら実際には芯がある中西は最高に良かったです。
また片岡鶴太郎さんのトレーナー役はハマりすぎてました!!
全体としての話になりますが、設定変更をしつつ、原作上巻は最小限に下巻メインな内容でした。
正直、上下巻計800ページを超える原作を133分にまとめているため、下巻メインとは言えだいぶ削られた点が気になってしまいました、、、
また、広岡(演:佐藤浩市)と黒木(演:横浜流星)のどちらか一方に寄せるというよりは両方を軸とした内容にしたことで内容を削っているのに軸の話まで薄く感じてしまったのが残念でした。