このレビューはネタバレを含みます
横浜流星のバキバキの身体が最高。
物語の大筋は丹下段平(佐藤浩市)のところに矢吹丈(横浜流星)が押しかけてきて丹下ジム(弱小ジム)でトレーニングして白木ジムの強敵(窪田正孝)に勝つ、という感じ。
この大筋は良い。
トレーニング風景も気合が入っていて良い。
ちびっこ達が応援に来るのも丹下ジムっぽくて良い。
ただ、何となく細かいところが気になる。特に橋本環奈。
環奈の父親の介護を手伝うどころか連絡さえしてこない叔父の佐藤浩市のところに引っ越してくる?
アメリカで成功してお金がいっぱいあったのに経済的な援助をしてくれない親戚なんか頼らないのではないかと思った。
あと横浜流星の母親にプレゼント買うとき「これは?」「おふくろは最も派手な方が好きかも」「これでいいのよ!」こんな流れで買ってたけど、こんなに強引な娘なのか?
環奈は原作に出ていたとしても出さなくて良かったのではないか。
あと鶴太郎は佐藤浩市の良きパートナーだったけど哀川翔は何となく立ち位置が分からないままだった。反発しながらも友達、というのは分かるんだけど。
山口智子も何で最後に味方なのか分からない。佐藤浩市が最期に会った人は他の人(もちろん横浜流星)が良かったのではないかな。
それとボクシングに詳しくないんですが、最近のボクシングはフラフラになったり出血したら試合終了、になるのではないかな?あしたのジョーの時代とは違っていて…?詳しい人に聞きたい。