たまちゃん

春に散るのたまちゃんのレビュー・感想・評価

春に散る(2023年製作の映画)
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「ああ、荒野」「アンダードッグ」「ブルー」「百円の恋」「ケイコ、目を澄ませて」
ボクシング映画にいつも惹かれていることに気がつきました。
「ロッキー」や「ミリオンダラーベイビー」もとても好きだし。
松浦慎一郎さんがボクシング監修しているなら絶対観なくちゃね!

一気に横浜流星推しになってしまいました。
「流浪の月」の頃から気になってはいたんだけれど、「ヴィレッジ」本作ときて、一気に気になる存在です。
ボクシングのプロライセンスも取られたそうで、役者魂半端ない。顔が良くて運動神経の良いだけの役者さんではない。声のトーンもとても好き。

佐藤浩市さんは実年齢はまだそれほどのお年ではないのに枯れた演技が素晴らしいですね。
若い時より、中年以降の方が渋みのある役で、魅力が出ていると思います。

敵役窪田正孝さん演じる中西との対戦は、ものすごい迫力。窪田さんの不敵な掴みどころのないチャンピオン役良かったです。
彼のあの演技があったからこそ、あの最後の試合の迫力につながりましたよね。

山口智子の真田ジムに「うちは考えるボクシングだから、あなたは合わない」と断られる黒木。
そこに刑務所帰りで、自分を律することも出来なさそうな哀川翔演じる藤原がトレーナーで入るって、なんか違くない??
とそこだけ思ってしまいました。
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