不公平な判定で負けたことをきっかけに渡米し40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、同じく不公平な判定負けで心が折れていたボクサーの黒木翔吾。
飲み屋で出会って路上で拳を交わしあい、仁一に人生初のダウンを奪われた翔吾は、彼にボクシングを教えてほしいと懇願する。
最初は断る仁一だったが、かつてのボクシング仲間である次郎と佐瀬に背中を押されて引き受けることに。
仁一は自信満々な翔吾に激しいトレーニングを課し、ボクシングを一から叩き込んでいく。
やがて世界チャンピオン・中西との世界戦が決まるが、黒木は片目失明の危機と隣り合わせの状況に置かれていた。
無駄に仁さんの病気と絡めてくるところとか仁さんの家族の問題とか絡めてくるところが、いちいちこの話必要かなって思ったりしたけど、仁さんの病気含め「春に散る」でした。
仁さんの姪役の橋本環奈が橋本環奈じゃなくても全然良くて、周りの俳優陣が著名すぎるので、ここで橋本環奈だと知れた顔すぎて厚苦しいので、これから売れるであろう女優の起用でも十分だと思った。
命かけて戦うボクサーの体力の限界とトレーナーの命が尽きるそのときまで春に散るでした。
横浜流星、坂東龍太、窪田正孝、みなさん並々ならぬ体力作りと練習がこの映画の全てでした。
みなさんの役作りにあっぱれ！
