2022年のセルジュ・ボゾン監督作品。彼は1998年に『友情』という作品で長編監督デビューする前は映画評論家として活動していた。特にアメリカの古典作品への造詣が深く、オール・ウォルシュ、オットー・プ…
>>続きを読む映画批評月間 フランス映画の現在 vol.4@広島市映像文化ライブラリー
★ジャン=マルク・ラランヌが選ぶ2020-2022ベスト
『恋するアナイス』Les amours d'Anaïs (202…
映画批評月間 フランス映画の現在vol.04
21世紀のドンジュアン。
ドン・ジュアン(ドン・ファン)は17世紀スペインの伝説上人物であり、好色放蕩の美男で、女たらしの代名詞。
ほかの女を見て…
批評家月間
タハールラヒムも歌うとかたまらん
ヴィルジニーちゃんも色んな姿で現れて素敵
セルジュボゾンは前の『マダムハイド』もそうやけど反転させるのが好きなのかしら
設定を反転させることで起こる…
なんとなく黒沢清に寄せすぎた濱口竜介って匂いもしたり。その舞台の内容が日常を侵食していく。演じるということ、お芝居とリアル、人物の立ち位置、男と女の距離を測りながら肉体の触れ合い、探り合い。みな自由…
>>続きを読むヴィルジニー・エフィラがドン・ジュアン(タハール・ラヒム)のまなざしに従属しないいくつかの場面、特にピアノ弾き語りの長回しとラストカットが異彩を放ってる!
舞台と野外が繋がってるの面白い。雨降って…
【役と魂の重ね合わせ】
ユーロスペースで開催されている第4回映画批評月間でセルジュ・ボゾンの『ドン・ジュアン』が上映されるとのことだったので観て来た。初セルジュ・ボゾン映画だったのですが、想像以上の…
『ドン・ジュアン』はその飾り気のなさが魅力だ。優雅なキャメラワークや豪奢な舞台装置といったものは望むべきでない。役者の身振りや眼差しを捉える簡潔なショットの連鎖、この飾り気のない素っ気なさは、ある種…
>>続きを読むドン・ファン(ドン・ジュアン)を演じる舞台俳優が実生活でドン・ファンのようになりきれず…舞台と実生活がシンクロ(&乖離)するミュージカル。
舞台上のローランはあの有名なドン・ファンを演じ、実生活で…