海野あなご

エリザベート 1878の海野あなごのレビュー・感想・評価

エリザベート 1878(2022年製作の映画)
3.0
今回この映画でのエリザベートは美しい王妃様、ハプスブルグ家の栄華の象徴としてあるプレッシャーに悩み葛藤しているように描かれていたが、メタな視点で見てしまうとここまでメッセージが強い感じで描かれてしまうと若者に対する尾崎豊とかジェームスディーンみたいにそのあがきが却って神格化されてるように見えるというか、巡り巡って既存のルールや女性の役割に対する反抗の象徴とされている皮肉を感じてしまった。どこまでも自由になれない人なのかなあなどと…