このレビューはネタバレを含みます
エリザベートの予備知識がないだけに、ハテナが思い浮かぶ部分も多かったんだけれど
分かりやすく思い浮かぶ中世ヨーロッパの豪華絢爛で優美な色鮮やかなそんな世界で、煙草をふかすエリザベート、痺れる
終わり方を決めるのはいつだって自分で、
側から見てどう感じられたとしても、本人が望むならその方がいいのではないかと思ってしまった
甲板を駆けていくさまがあまりにも楽しそうで、その時に流れた音楽も軽妙で、なんだか遊びに行くみたいなそんな感覚で、海に身を投げたのかなと思ってしまった
随所で出てくるすみれ色も素敵
素敵で皇后にとって忌まわしい色だったのかもね、、
娘が描いた絵が、替え玉のときだったの、結構しんどかっただろうな
愛に飢えたというか、若いこと美しくあることを今よりもっと強く強要される世界で、自分が女性として求められなくなるのってもしかしたら苦しいことなのかもしれないな
コルセットが自由という概念との対比というか、分かりやすく縛り付けるものとして写されていた
舞台のエリザベート見に行きたくなったな
今回のはドキュメンタリー的だけれど、他の作品はそうじゃないものもあるだろうから、それ見たいな
世界史勉強するのも面白そう
要人と会っても、国歌を歌われるときも、美しくあれ、麗しくあれ、
意見は求められてなくて、ただ、ただ、麗しい象徴であることを求められる
文字通り窮屈だろうなあ。