Yellowman

ほの蒼き瞳のYellowmanのレビュー・感想・評価

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)
4.0
昨年末、配信されたディズニー+の「アムステルダム」とNetflixの「ホワイト・ノイズ」に肩透かしを食らい、本作こそはと、期待して観たが良かった!映画の中の真冬感とクリスチャン・ベールの抑揚の効いた演技が冴え渡り、個人的には、トム・ハンクスに代わってのハリウッドの良心として、今後のキャリアに期待しかない俳優の一人だと思っている。

1830年のある冬の日の早朝、ニューヨーク州ウェストポイントにある陸軍士官学校の校内で士官候補生の無残な死体が発見される。
学校の幹部たちは元刑事のクリスチャン・ベール演じるオーガスタス・ランドーに捜査を依頼、ランドーは風変わりな士官候補生のハリー・メリング演じるエドガー・アラン・ポーに協力を求め、事件の謎を追う。

時代背景もさることながら、作風としては、派手さは皆無だが、中々、事件の真相を掴めないし、最後の最後に、ええってなる。エドガー・ランポー青年が効果的に効いている。年明け一発目としては、上々だ。
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