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ほの蒼き瞳のEDDIEのレビュー・感想・評価

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)
4.0
驚くべき展開に声を失う。
士官候補生の死の真相を暴くべくクリスチャン・ベール演じる元刑事が捜査。
若きエドガー・アラン・ポーとの出会い、複雑に折り重なる偶然すらも利用した実に見事なミステリー。
地味に好みのキャストらの出演も良き。

いやぁそういう展開でしたか!
お見事でした。

ルイス・ベイヤード原作の小説『陸軍士官学校の死』をもとにしたミステリーサスペンス映画。

ミステリーサスペンスとありますが、ベール演じるランドーとハリー・メリング演じるエドガー・アラン・ポーの交流を深めていくヒューマンドラマとしても上質です。
とはいえ、人によっては特に前半部分は退屈で眠くなっちゃうかも。

この作品のキーワードは“偶然”ですね。
人生においても何が起こるかわからない。
だからこそその偶然を利用するということも不自然な話ではないということ。
極力情報は最小限で観ることをオススメします。

キャストもファンというほどではなくとも、ルーシー・ボイントン、シャルロット・ゲンズブール、トビー・ジョーンズ、ティモシー・スポール、ロバート・デュバルと地味に好きなキャストが揃ってて、個人的に絵的には退屈しませんでした。

〈キャスト〉
オーガスタス・ランドー(クリスチャン・ベール)
エドガー・アラン・ポー(ハリー・メリング)
ジュリア・マークウィス(ジリアン・アンダーソン)
リア・マルキス(ルーシー・ボイントン)
パッツィ(シャルロット・ゲンズブール)
ダニエル・マークウィス(トビー・ジョーンズ)
アーティマス・マークウィス(ハリー・ローティー)
ヒッチコック(サイモン・マクバーニー)
セアー(ティモシー・スポール)
ジャン・ぺぺ(ロバート・デュヴァル)

※2023年新作映画3本目
※2023年自宅鑑賞5本目
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