レオン

ほの蒼き瞳のレオンのレビュー・感想・評価

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)
3.6
クリスチャン・ベイル主演の最新サスペンス、とやや期待して視聴。
が、前半の展開が遅すぎる・・。
私はじっくり魅せる映画は好きだが、1件の殺人事件で1時間引っ張るのは、冗長と言わざるを得ない・・。
名推理作家エドガー・A・ポーと同名士官(本人の若い頃?)の詞的表現も、あまり感銘なく、目を見張る事がないシーンが続く・・。

後半以後やっと物語が動き出しても、その程度か・・・。
ベイルほどの役者がなぜこの程度の作品に?と視聴中は思ったが、事件決着と思われた以後の、本当の最後がこの作品の見どころだった。
そうか、ベイルはこの複雑な心境の父親像を演じて見たかったのかと納得。

が、全体を通すと邦画「犬神家の一族」等の名サスペンスにはほど遠く、自分的にはどうにか及第点ぐらいの評価。
開始30分以内に第2の事件を進めて、90分ぐらいにまとめた方がよいと感じた。
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