ぐるぐる

聖なる証のぐるぐるのレビュー・感想・評価

聖なる証(2022年製作の映画)
3.8
物語の重要性、登場人物たちは物語があってこそ生きられる
人は自分たちの人生にもまた物語を求める
過去の記憶を持たないAIは気が狂ってしまうというブレードランナーの話なんかを思い出したりした
現実が物語のために歪みはじめればその皺寄せは必ずどこかに表れる

食べ物を食べなくなった少女と対照的にモリモリご飯を食べる看護師の生命力
儚く尊い生き方、それに比べ見目はよくはないが力強さのある生き方
何度も何度もごはん食べるシーンが入るし、ごはん食べながら考えてる
生きるのに何よりも大事な仕事だと思う