にっきい

ナニワ金融道〜銭と泪と権利と女〜のにっきいのレビュー・感想・評価

3.0
喫茶"満子"の読みは"ま◯こ"。

若い頃原作が好きだった『ナニワ金融道』を現代に舞台を変えたリメイクの2作目。

類似情報と地面師の話し。
原作では他人のクレジットカードを使った取り込み詐欺をやった泥沼亀太郎が1作目からずっと出てるんですが、このリメイクでは融資と融資の間の繋ぎにちょこちょこ出てくるくらいで重要人物ではないみたいです。
原作読んだのが随分前なので細かいところまでは覚えてないけど、多分原作にもあったエピソード。
下田と書いて"しもた"と"しもだ"の2つの読み仮名を使って他人になりすまして借金するスナック下心のママの話しと、登記簿謄本や印影を偽造して他人の土地を担保にして借金をするハッタリ不動産の話し。
どちらも主役の灰原が担当する融資だけど、どちらも1回も返済する事なく飛んでしまう。
下心のママのは公務員を色仕掛けで連帯保証人にしてたのでそちらから取立て。
おSEX1回で500万円の借金を背負わされるって。
ハッタリ不動産の方は、名前のままいくら借金してもほとぼりが冷めたらやり直せると変な自信持ってる。
結果的に夜逃げしてるのに直前に友だちが保証人になってくれへんと逆ギレしてる頭の悪さ。
父親の山林を抵当に入れて迷惑料込みで4000万円の返済を背負う事に。
実は新人の灰原は今回の仕事が上手くいかなかったらクビになる予定だった。
まあ結果オーライで儲ける事になったからクビは繋がったけど。
でも手続きをしてくれた司法書士が保険を掛けてたので、夜逃げされても元金は戻ってくるカラクリだったらしい。
社員をも欺く金融屋の強かさ。

この前映画の幕間に映画館を移動した時の話し。
京都河原町から烏丸なので歩いて移動出来る距離だったんですが、これの前に観た映画が終わったのが19:25で今作の上映開始が19:30。
19:25発の電車に乗れば29分に着けるのでエンドロールが始まった途端に駅まで猛ダッシュしたんですが…。
何やら急病人が出たとかで7分電車が遅れてました。
結局映画館に着いた時には本編始まってた。
猛ダッシュした努力は無駄でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年12月4日
鑑賞回:10:30〜11:40
劇場名:T・ジョイ京都
座席情報:シアター1 J-6
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:60分
備考:割引
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